ニキビ跡治療

ニキビ跡とは、ニキビが治った後の肌に残る、凹み(クレーター)、赤み、色素沈着などのことです。ニキビの炎症が長く続いたり、炎症を起こしたニキビを自分でいじったり、自分で排膿しようとすると、結果的に感染が悪化したり、皮膚に傷が残ることがあります。そういった炎症や破壊によって真皮に与えられたダメージは修復が難しく、ニキビ跡が残ってしまいます。

当院は、瘢痕治療や顔の治療の専門である、形成外科専門医によるオーダーメード治療をご提供しています。ニキビ跡といっても人それぞれで、どの場所にあるか、傷の向き、傷の深さによって最適な治療方法が異なります。そういったことを見分けられる目を持った医師による治療を受ける必要があります。そうしないと、無駄に高額なお金を費やして、全く変わらないもしくは結果的に傷が増えて悪くなった、というようになるケースも見受けられます。

当院でお勧めしているニキビ跡治療は以下のものです。

  • ダーマペン
  • ヴェルヴェットスキン
  • スペクトラピール
  • ビタミンCエレクトロポレーション
  • エレクトロポレーション
  • ヒアルロン酸
  • マイクロボトックス
  • 顕微鏡下瘢痕形成術

ダーマペン

ダーマペンはニキビ跡治療としては、有効性が確立された方法です。当院では、熟練した医師が傷の深さや向き、肌質に合わせて、施術を行いますので、より効果の実感が得られやすいと言えます。極細の針を高速回転で瘢痕部位に当てることで、極細の針跡を多数つけます。そうしてできた極細の針跡が修復していく過程で、ニキビ跡を目立たなくするという原理です。ダウンタイムも比較的少なく、痛みも軽度であり、ニキビ跡に悩む方にオススメできる治療法です。

ヴェルヴェットスキン

ヴェルヴェットスキンも、一般的な方法で多くのクリニックで行われています。ダーマペンの後に、マッサージピールを併用することで、皮膚の再生をさらに促していきます。比較的浅い範囲までのニキビ跡治療に向いています。

スペクトラピール

顔に対して、熱を真皮層にまで届けることでコラーゲンを活性化させ、肌質を改善する治療です。コラーゲンを増産させ真皮の弾力性を蘇らせるため、美肌効果や毛穴の開き、ニキビ肌、赤ら顔の改善効果を期待できます。2〜4週間に1回の間隔で5〜10回の照射が目安です。

ビタミンCエレクトロポレーション

ビタミンCは、皮膚の抗酸化力を高め、再生を促しますので、定期的にエレクトロポレーションを行うことで、皮膚の弾力性の回復が得られます。ダウンタイムもほとんどなく、いつでも受けられます。

エレクトロポレーション

成長因子やビタミンなどの皮膚の修復に役立つ因子を、より深くまで浸透させてくれます。皮膚のハリの回復、弾力性の回復などが得られます。ビタミンC、トラネキサム酸、エクソソームなどを導入します。

ヒアルロン酸

ニキビ跡の場所や深さによっては、ヒアルロン酸で深部から持ち上げてあげる方法も有効です。これには熟練したヒアルロン酸注入のテクニックと経験が必要で、治療に慣れた医師による施術が必要です。

マイクロボトックス

皮膚の浅い位置に少量ずつ細かくボトックスを入れる方法で、皮膚のハリが回復することで、浅いニキビ跡には有効な方法です。ダウンタイムもほとんどありません。

顕微鏡下瘢痕形成術

顕微鏡を用いてニキビ跡を治します。深いニキビ跡が対象になります。深いニキビ跡を治せる治療法はあまりないので、そういった場合、この方法が用いられますが、傷の位置や向きによっては、逆に目立つようになることがあるので、適応の判断には医師の経験が必要になります。また、この治療法はダウンタイムがあったり、炎症性色素沈着なども引き起こしやすいため、年単位の長い経過を見ていく必要があることを、治療を受ける患者様自身も認識しておく必要があります。

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