脂肪吸引
脂肪吸引とは
脂肪吸引は、皮下脂肪を直接吸引して取り除くことで、気になる部分をスリムに整える美容医療です。ダイエットでは落ちにくい部位の脂肪も、ピンポイントで除去できるのが特長です。特に、部分痩せを希望される方や、ボディラインを美しく整えたい方に選ばれています。
脂肪吸引がおススメの方
- ダイエットをしても特定の部位だけ脂肪が残ってしまう
- 二の腕や太もも、お腹まわりなどを集中的に細くしたい
- 傷跡を最小限に、効果的な痩身治療をしたい
- リバウンドしにくい方法で理想の体型を目指したい
脂肪吸引の効果
脂肪吸引は、専用の器具を使って皮下脂肪を直接取り除く医療的な痩身方法です。ダイエットや運動では難しい「部分痩せ」が可能で、気になる部位の脂肪を集中的に減らすことができます。特に、お腹、太もも、二の腕、顔まわりなど、脂肪がつきやすく落としにくい部分に効果的です。
脂肪溶解注射に比べても、一度の施術で得られる効果が高く、より確実な部分痩せが期待できます。
また、脂肪細胞そのものを取り除くため、施術後はその部位が太りにくくなり、リバウンドのリスクが少ないのも特徴です。体重の変化以上に、見た目の引き締まりやボディラインの改善を実感しやすく、くびれやフェイスラインを整えたい方にも適しています。
※一般的に、成人以降は脂肪細胞の数は一定とされていますが、過度な体重増加があると、脂肪細胞が新たに増える可能性もあります。
脂肪吸引のダウンタイム
腫れ・むくみ・内出血
施術後1〜2週間ほどは腫れやむくみ、内出血が出ることが多いです。その後は徐々に落ち着いていきます。
痛みや違和感
術後は筋肉痛に似た鈍い痛みが数日続くことがあります。日常生活に支障が出るほどではないことが多いですが、特に体を大きく動かすと違和感を感じることがあります。多くの場合、痛み止めの内服薬でコントロールが可能です。
拘縮(皮膚の硬さ)・感覚の鈍さやしびれ
吸引した部位が硬くなったり、凸凹を感じることがある期間が3週間〜6ヶ月ほど出ることがありますが、通常はその後滑らかになります。 また、一時的に感覚が鈍くなることがありますが、こちらも時間とともに回復します。
術後の過ごし方と注意点
圧迫固定の着用
術後の腫れを抑え、皮膚のたるみや凹凸を防ぐために、専用の圧迫着(ガードルなど)を1〜2ヶ月ほど着用する必要があります。これを怠ると、仕上がりにムラが出たり、回復が遅れたりすることがあります。
入浴とシャワー
シャワーは通常、翌日から可能ですが、湯船に浸かるのは1週間程度控えるのが一般的です。
運動・激しい活動の制限
軽い日常生活は当日から可能なことが多いですが、運動や重労働は1〜2週間控える必要があります。無理をすると腫れや内出血が悪化する場合があります。
アルコール・喫煙の制限
アルコールは血行を促進して腫れや内出血を悪化させる可能性があり、術後1週間程度は控えるのが理想的です。喫煙は傷の治りを遅らせる原因となるため、禁煙が望ましいです。

