マンジャロの正しい打ち方

*マンジャロはどこに打てばいいのか?
マンジャロは皮下注射であり、皮下脂肪の多い部位である「お腹」「太もも」「二の腕」のいずれかに注射します。 自己注射を行う場合は、お腹または太ももが推奨されています。
お腹に注射する際は、おへその周囲5cm以内は避けるようにしてください。この部位は皮膚が薄く、薬剤の吸収が不安定になる可能性があります。 また、毎回同じ部位に注射し続けると、皮膚が硬くなる(皮膚硬結)ことがあります。そのため、注射部位は少しずつ位置をずらすことが推奨されます。

*注射する場所によって効果は変わるのか?
結論から言うと、どの部位に注射してもマンジャロの効果に有意な差はないとされています。
SNSなどで「脇腹に打つと効果が高かった」というSNSの投稿もありますが、脇腹などの皮下脂肪が少ない部分では、誤って筋肉に注射してしまうリスクがあります。 筋肉注射では薬剤の吸収が速く、一時的に効果を早く感じる場合もありますが、その分効果の持続時間が短くなる可能性があります。
マンジャロは皮下注射専用の薬剤であるため、筋肉注射は避け、必ず皮下に注射してください。

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