眉毛下皮膚切除(眉下切開・眉下リフト)

眉毛下皮膚切除または眉下リフトは、眉の下の部分の皮膚を切除する術式であり、上眼瞼のたるみを改善するために行われます。たるみを除去することにより、目の開きが改善されすっきりとした目元になり、若々しい印象を与えることができます。

手術の流れ

  1. デザイン:カウンセリングをしながら切除部位のマーキングを行なっていきます。
  2. 麻酔:切除部位に局所麻酔を行います。
  3. 切開:眉毛の下の部分の自然なラインに沿って切開していきます。
  4. 皮膚切除:切開した部分から余分な皮膚を取り除きます。必要に応じて、眼輪筋の処理・ROOF(眼輪筋脂肪)の処理をいたします。
  5. 縫合:傷跡が目立たなくなるよう、切開部分を眉下のラインに沿って縫合ます。
  6. 術後処置:抗生剤の軟膏を塗布しガーゼで覆います。

術後経過

手術後は、適切な経過観察と処置が必要となります。手術翌日に(来院可能であれば)傷の消毒・経過を診察します。

抜糸は経過を見ながら約1週間程度で行い、その後も適宜傷跡の経過を診察させていただきます。

手術後の生活について
・シャワー:当日からOK
・洗顔:当日からOK
・入浴:抜糸後からOK

・メイク:創部は、抜糸後経過を見ながらOK

ダウンタイムの目安  (個人差があります)
・腫れ・内出血:1〜2週間で落ち着く
・痛み:2〜3日で軽快
・傷跡・赤み:半年ほどで時間をかけて徐々にわかりにくくなっていきます(個人差あり)

アフターケア

・施術後1週間は、処方する軟膏を洗顔後に塗布して、必要に応じて絆創膏などで覆って下さい

注意点
・運動や強いマッサージは1ヶ月程度お控えください

◎重瞼術(二重形成術)、眼瞼下垂症の修正などを併用することで、瞼の症状に最適の治療法することもできます。

よくある質問

眉下切開は、どんな状態やどんな人に向いていますか?

上まぶたの皮膚のたるみが生じている方に適しています。
また、「上まぶたが腫れぼったい」「重たい印象を改善したい」という場合にも効果的です。重たい印象を改善したい」という場合に効果的です。

眉下切開の効果はどのくらい持続しますか?

眉下切開の効果は半永久的です。 ただし、加齢とともに眼瞼下垂は徐々に進行していきますので、効果が薄れる可能性があり、個人差があります。

眉下切開のリスクは?

個人差はありますが、術後1〜2週間ほどは腫れが出ることがあります。

また、まれに内出血や軽度の違和感が生じることもあります。

傷跡は、手術当初は、眉毛の生え際に沿って赤みのある線として目立ちます。個人差はありますが、半年〜1年ほどの時間の経過とともに自然になじみ、目立ちにくくなります。 

眉下切開の施術前に中止すべき薬は?

血を固まりにくくする作用のあるお薬を内服している場合は、事前にお知らせください。

施術後にメイクをしても大丈夫ですか?

眉毛以外のメイクは当日から可能です。

眉毛のメイクは抜糸の翌日から再開できます。

傷口を強くこすったり、クレンジング時に刺激を与えたりしないよう注意してください。

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